門電源プリズマ☆イリヤ デッキ構築
はじめまして。執筆者の赤茄子と申します。
今回、はじめて記事を書かせていただきます。
初投稿となる今回は、地区大会が終わり結果を出した方が揃って記事を上げているのでその流れに乗って僕が長く使用しているFate/kaleid liner プリズマ ☆イリヤ(以下プリヤ)の門4電源4構築の紹介です。ちなみに地区大会は出ていません。店舗決勝で負けました。
紹介だけなので○○への対処法は〜とかは書きません。直接聞いてください。
互換名が多くて初心者の方には分かりにくいかも…。
使い続けている理由
元々長く使っているタイトルではあったのですが今の門電源構築を大会等で使い始めたのは2018年3月3日、仙台CSという大会からでした。
https://twitter.com/sendaiwscs/status/969886737815097344?s=19
そこから約2年半という僕のヴァイスシュヴァルツ歴の中ではかなり長い間使用していることになります。
そこまで使い続けられる理由はイラストが可愛いという点に尽きます。オタクなので。
・・・真面目な話をすると凄く手に馴染んで使いやすいのと、ちょうどこのデッキを使い始めた当初から電源アイコンが流行ってきていたかと記憶しています。このデッキは他の電源を使用したタイトルへの勝率がかなりいいです。初めて使った大会でたまたま結果が出てその後は(時期により変化はありましたが)環境に強かったから、というのが現在まで使い続けている主な理由になります。あと可愛い。
構築と採用カードの紹介
プリヤというタイトルはカードパワーに頼った力任せな構築も出来ず、ハッキリ言うとレベル1のキャラによる強力なCXコンボがありません。その点を電源という踏み倒し効果でチェンジ早出しギミックで補おうというコンセプトです。
UTool様の画像を使用させていただきます。
デッキ名が不穏ですが気にしないでください。
ちょっと長めになるので気になるヤツだけでも見ていってください。
レベル0 13枚
“ ひとりじゃない” 美遊 4枚
デメリット付き3500正面移動。
タイミングが悪いとアタック出来ないという致命的な弱点がありますがそれを補って余る生存能力だと思います。常時3500なので帰ってきて相手のキャラを踏みやすいです。
このデッキはスローゲームが得意で、被打点を減らして出来るだけ長くレベル0で戦いたいので噛み合いがいいと感じます。相手はこの美遊を割るためにパンチ数を減らすとクロック2ドローする余裕が生まれ、無視して多パンしてくればこの美遊が帰ってくるので結果的に手札を増やせます。
後半腐ることより最序盤でかなり優秀な点をかって4枚採用です。
一時撤退 クロ 3枚
落下成功で移動
いわゆる全力の拳互換の移動です。
こちらも移動テキスト持ちのキャラですが上の美遊とは全く違う活躍をします。
移動は不確定ながらも成功すれば山を削りながら手札を増やす動きに繋げられます。特徴に武器が付いているので後述の「“ 祭りの準備” イリヤ&クロ」のパンプを受けることが出来ます。
デメリットはないので後半はこちらの方が使いやすいですね。それでも最序盤は美遊の方が強いことが多いので枠を譲って3枚採用です。
美遊が2レスト控え回収のアド集中
クロが控え回収の立ち集中
イリヤは広域パンプなので1/1等のラインを底上げしつつ、自身がアタッカーになる時でも場に残ればパンプも残せます。サーチは魔法しか持って来れないので注意。
美遊は自ターン限定ですが応援と、特徴を縛らない控え回収を持っているので1周目以降の山が出来上がっている状態ではこちらに軍配があがります。「金髪の少年」に触れる唯一の存在です。
クロは常時応援と水鉄砲互換の集中が付いています。器用にストックを使えるのと山削りにも使えるのが便利ですね。特徴に武器が付いているので(ry
それぞれ役割が違っていてこの配分が1番使いやすいと思います。
“ 必然?”イリヤ 1枚
登場時トップチェック
退場時①手札1枚切ってサーチ
どちらも使いやすいテキストですがタイミングがとても良いですね。トップチェックは集中を当てにいったりアタック順を決めたりと幅広く使えます。
注目すべきはサーチテキストです。タイミングが「舞台から控え室に置かれた時」なので電源との噛み合いが抜群です。他キャラのアタック中に電源トリガーしてこのキャラの上に置くとすぐに電源をストックから吐けるので狙ってやることもしばしば。
とても便利ですがパワーが低くこれだけをたくさん引いても相手のキャラを割れないので1枚。
“ すべての人のため” 美遊 1枚
登場時①手札1枚切ってサーチ
いわゆるフィレス互換で、魔法特徴を持っていない緑のカードも触れます。まぁこのデッキには入っていませんが…。
使いやすくはありますが、テキストが少ないのと色が合わないので1枚のみ採用です。
“ 決意の時” イリヤ 1枚
登場時にレベル2以上のキャラに3000パンプ。
使われるのは中盤以降ですがしっかりと役割を持てるカードです。上昇値が大きく、魔法持ちのキャラであるため回収も容易です。
このデッキの軸である「Kaleidoscope 美遊」の連動を通しやすくするのが主な使い方ですが状況に応じてレベル0での使用なども出来ます。
とはいえ毎試合絶対使う訳でもなく、必要ない対面にはとことん腐るので1枚のみ採用。
レベル1 9枚
“浴衣と花火” イリヤ 4枚
経験2で登場時4ルック1ドロー
いわゆるひたぎ4ルック互換。
デッキのメインエンジンでアタッカー、手札交換、山削りを同時にこなせます。レベル0の移動や「Kaleidoscope 美遊」の2つのドロー効果で増えた手札の質をあげながらリフを目指せるのはこのタイトルの強みでもあります。
最近は1/0/5500~6000CXコンボ持ち、みたいな破格のスペックのキャラが多いですが応援やCXがあれば触れなくは無いのでめげずに4枚採用です。
“ラッキーガール” クロ 3枚
経験2を満たすと7500手札アンコール。
電源とチェンジと相性のいい手札アンコール持ちアタッカー。強い面を維持しつつ控えにチェンジ先が居ない時にわざと倒されてアンコールでチェンジ先を落とす使い方もできます。
また、武器パンプも含めると9500~11000までパワーが出るので結構しっかり相手の面を割れます。デメリットが付いていて、忘れるとたまーに痛い目みますが基本はあまり気にならないと思います。
4枚だと安定しますが枠の関係とかなりの頻度でアンコールするので3枚でも何とかなります。
“祭りの準備” イリヤ&クロ 2枚
登場時3落下とCX打つと武器特徴にパンプとトップチェック。
これも電源との相性がいい1枚。山削りを補助しながら2000パンプで突破力を上げつつ自身は場を離れるので空いた枠にキャラを置けます。
手札に戻る効果はどちらのCXでも反応するので「Kaleidoscope イリヤ」の連動を狙う時にも有効な札になっています。
早い段階で持っておきたい札ですが、CXが無いと効果を生かせずパワーもバニラ以下なので現状は2枚です。しかし、多面すると自身がパンプを貰ってアタッカーになることが出来るので枚数は常に調整中です。
レベル2 10枚
現実的な美遊 3枚
2/2アンコール、チェンジ持ち
(自分のドローフェイズ始め)に控え室の「Kaleidoscope 美遊」にチェンジします。上手くいけばレベル1からレベル3のキャラを使えますね、ネタ寄りの面白コンボかな?
そう思っていた時期が僕にもありました。正直めちゃくちゃ強いです。「Kaleidoscope 美遊」がチェンジで出てくると魔法特徴参照のXルックを行い、更に門連動でも手札が増えるので(詳しくは後述)レベル1が非力なプリヤでもしっかりリソースを稼ぐことが出来ます。
そのチェンジ元であるこのキャラはレベル1から電源で積極的に置いていきたいキャラとなっています。リフを挟んでチェンジ出来ないこともしばしばありますが、その場合はしっかり山を回せているのでいつまでもチェンジ出来ずそのせいでゲームが終わった、なんて事はほとんどありません。
チェンジのタイミングが遅いのがネックですがそれ以上に強力な効果なので目を瞑りましょう。地味にアンコールをもっているので最近流行り(?)のデアラの“マイ・リトル・シドー”くらいなら耐えられます。バウンスは知りません。
引きすぎると事故の元になりますが、1枚は経験用にレベル置き場に置きたいので3枚採用。
“ マジカル★アイドル”美遊 1枚
早出しメタ拳
コストが非常に軽く盤面も空けられるのでとても強く感じるカウンターです。サーチも簡単で見せるだけで効果があるテキストなので1枚のみ採用しています。
擬似リフ 2枚
山5枚以下で擬似リフ+キャラ1体に往復3000パンプ
同じテキストです。好みで1種ずつ採用しています。プール上、強力なレベル3ヒールが1種しかないため実質1点回復となる擬似リフは非常に使いやすいです。
パンプは上昇値が高く、面取りに一役かってくれます。往復なので抱えたカウンターの価値もあがります。
4ルックや3落下でしっかり山も削れるので条件達成は容易で、ストックに余裕がある(積みすぎた)時は相手の光景互換対策で下のドローテキストも良く使います。
絶対に使いたい札ですが引きすぎても困るので2枚採用です。
金髪の少年 1枚
アタック時Xバーン
無連動の詰め、このデッキ唯一の三姉妹以外のキャラ。
効果はアタック時に4コスト+盤面のキャラを控えに置いて置いたぶんバーンをするというもの。セイバー連動より遥かに決めやすいので詰める試合はこの子をよく使います。単騎15000になるのも使う場面こそ少ないですがなかなか優秀です。
決定的な弱点として、魔法を持たないのでサーチが出来ません。拳移動で落としても移動出来ず、4ルックで捲れても回収出来ないので使う試合はどこにあるかしっかり確認してプランを練りましょう。ご利用は計画的に。
男ですが優秀なので1枚だけ採用してます。
世界の片隅で君の名を 3枚
カウンターで3500パンプ+そのキャラがレベル2以上のキャラに勝ったら追加1コストでヒール。
青の早出しヒールです(大嘘)
イベントなので普通はサーチが難しいのですが「Kaleidoscope 美遊」の2つの効果で回収出来るかもしれないので手札に集めやすくなっています。
カウンターとして使うことより、自ターン中に使って相手の割れる面を増やす場合の方が多いです。レベル2になってすぐ使って相手の早出しキャラを倒せるとヒールも出来て強そうですね。
現状は3枚採用ですが1枚3役くらいかっている強い札なので枠を見つけて4枚目の採用も検討しています。
レベル3 10枚
Kaleidoscope 美遊 3枚
手札からorチェンジで場に出た時Xルック。
門貼った時前列に居れば1ドロー+1500パンプ+リバース取ったらボトム送り。
推しです。使う理由。
このデッキの要で、CXコンボで手札を増やしながら相手を割りつつアンコールさせないという動きができます。チェンジで出てくるので最速L1帯で場に置けます。これにより、電源で置かれた2/2キャラを踏みに行けるので大体の電源使用タイトルに有利を取れます。ただ前に出すだけでも早出しとして扱えるくらいのスペックはあります。
また、もう片方のCXが電源でソウルが伸び悩むという課題もこのCXを絡めればある程度解消出来ると考えています。
長い間4枚採用で回していましたが、最近になって意識すれば3枚でも変わらず回せることに気付いたので減らしました。
Kaleidoscope イリヤ 2枚
手札からorチェンジで場に出た時2d1d
条件満たせば全体アタック時1点バーン
上の美遊と対になってるカードで原作再現のようなバーンテキストが搭載されています。
門が置かれた時、上の「Kaleidoscope 美遊」が場に居るとデッキトップを落下。落下したものがレベル1以下なら手札から門を切ると全体にアタック時1点バーンを付与するという派手なもの。
ポイントとして
①連動を使うには門を2枚抱える必要がある
②「Kaleidoscope 美遊」が居なければ門を置いても何も起きない
③逆に、「Kaleidoscope 美遊」が居る時は2枚目の門を抱えていなくても門を置いたらトップ落下は発生する
④バーン付与は後列からでも可能
以上4点が挙げられます。
決まれば強い連動ですが手間やリスクを考えると狙ってやることは少なく、キツイ試合を捲れるような火力でも無いのであまり使うことはありません。
それでも必要な場面はあるので、使う時は「“ 祭りの準備” イリヤ&クロ」と併せて使いましょう。先にイリクロの効果を使うとトップチェックが出来ます。「Kaleidoscope 美遊」と連動効果と合わせるとドローも出来るので山から門を持ってきてこのイリヤの落下を成功させると気持ちよくなれます。
他に使いやすい詰めも無いので2枚だけ採用しています。不要な試合はレベル置き場。
“濡れた制服” 美遊 1枚
登場時2d1d
イベント不可と経験4でレベル×1000応援
手から置く機会が少ないのですが、ドローテキストは上2種の門連動を補助出来るものとなっています。
応援によるイベントメタはSAOの「盾による抵抗」等、防御札に強く出ることが出来て決定力を上げてくれます。最近は減ってきましたが…。
経験4を満たせばレベル×1000応援が付いて盤面の制圧にも一役買ってくれます。経験を忘れられがちですがこの応援テキストがメインの効果だと思っているので使う試合は経験を意識しておきましょう。
“銀色に沈む街“ クロ 4枚
ヒール+レベル3以下相殺+リバース取ったら任意で自身バウンス
パワー無限の最強ヒール。
書いてあるとおりで文句無しのパワーカードですが、強いて言えば相殺効果は条件付きなので注意しましょう。
基本的にこちらからアタックして相殺宣言をすれば優先権で先に手札に戻ってくるので「辿り着いた答え 調」などの思い出送りテキストを無効に出来ます。
相手からアタックしてきた時「クリエイターの矜恃 詩羽」などのリバースを取ったらスタンドという効果を使用された場合は、相手のキャラがスタンドしてから相殺効果でリバースを取れるのでごく稀に詰めを封じることも出来ます。まるで将棋だな(????)
このクロが一生手札に戻ってくるのでヒール札が足りなくなることはほぼありません。3枚でも良さそうですが僕は0→1の時にレベル置き場に置くので4枚採用しています。
CX 8枚
偽英雄王を道を譲らせるシーンと撤退はしないシーンです。作中屈指の名シーンですが割愛します。ぜひアニメ見てくださいね。
以上になります。本当は他にも採用候補の紹介とかマリガンとか対面毎の立ち回りとか色々書こうと思いましたがFGOのイベントが始まってしまったので気が向いたら書きます。
本当に適当ですね。ここまで読んでいただいてありがとうございます。
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いつか真面目に環境考察とかやるかもしれませんが期待しないでください。